当塾で学習指導を受ける際には、学習効果を高めるために以下の心構えを心に留めておくことが重要です。
うまく行かないときは、これらを再確認することも有効です。
25項目を挙げましたが、適度に心がけることがポイントです。
5つずつ色分けしていますので、それぞれ実践してみるのも良いでしょう。
最近は親の心得を載せていませんが、保護者の方も実践することで良い結果が待っているかもしれません。
夢は大事です。必ずしも叶う必要はありませんが、大きな夢は意欲の原動力です。
謙虚になることで人の言うことが聞けるようになります。大事なことですね。
人に言われてから行動するよりも、自分から進んで行動したほうが、何かにつけていいことがありますよね。
先生を大事にすれば、自然と返ってくるものです。
つべこべ言わずに実行です。
せっかく与えられた機会は、感謝して、大事に思うことです。
先ずは敬意を払うことから始めていきましょう。ボランティア精神を常に発揮して、少しでも先生の役に立とうとすれば、なお良いです。これが皆さん、一番出来ていない点ですね。こういう考え方は孔子の儒教の教えから来ています。今から2000年以上前の、春秋戦国時代の中国で、どうすれば戦争を失くすことができるか必死に考えた啓蒙思想家たちのたどりついた答えの1つが儒教の教えなんですね。
大人とは言っても同じ人間ですから、先生も出来ることは限られています。そこを有用な情報を引き出すには、えらそうにしていてはチャンスはないでしょうね。塾長トムも、せっかく良いことを伝えようとしていても、無駄に精神を消耗させられて疲れてしまって肝心のことを伝えるエネルギーが残っていないことがよくありますよ。学校の先生たちはもっと疲れるんじゃないですかね。トムは八万中学時代を思い出しますが、技術の坂本先生がよく、「樋口だけはそんな考え方はしないよね」と訴えていたことを思い出します。皆が態度悪いと、先生から何も良いものを教えてもらえないことになるということ。これを理解することから始めないといけません。
せっかく貴重な情報を受け継いだのですから、粗末にしていてはもったいないです。そこは自分のエゴを捨てて、疲れていても、がんばって先生の努力に報いなければなりません。決して先生の努力より、自分の努力が勝っているなんてこと、ありませんよ。先生は、さまざまな生徒の面倒を見ますが、生徒は自分のことだけしかしていません。圧倒的に楽だということを先ず理解しないといけません。
たんぱく質は、大事ですよ。糖分だけじゃ、脳細胞の修復は出来ません。また、エキス成分も重要ですから、出汁が効いたものを頂くといいでしょう。昔は、糖分補給が一番大事だと言われていましたが、脳を活性化するためには、ミネラルもさまざまなものが必要ですし、神経細胞は、メインはタンパク質で出来ています。また、シグナル伝達で神経細胞と次の神経細胞の間は、化学物質で連絡を取っていますが、1mもある長い神経細胞なんかは、電気的シグナルでメインのやりとりをしています。細胞内はカリウムイオン、細胞外はナトリウムイオンが多く待機していますが、伝導時は、ナトリウムイオンが細胞内に入り、通常とは逆の電位差が発生してシグナルが伝わります。だから塩気がないと考える効率も悪くなるわけです。塩分も大切ということですね。
能率が悪くなってきたら、体を動かしたり、とにかく遊ぶことです。しかし、あくまでも勉強のためにですよ。
医学部の授業で習いましたが、睡眠は、冬眠しているのと同じと考えていいということです。よく寝た方が、長生きできますよ。
人生は、長期戦ですから、自分を大事にして、じいっといい機会が来るのを待った方が賢いです。必ず、ホリエモンみたいな、目立ちたがり屋がいますから、そいつらが、先に失敗することを待つことです。それから、活躍してもいいんじゃないでしょうか。
これも、トムの人生の歩み方の一つです。
勉強は体力勝負です。
自分のことばかりしていては埒があきません。他人のことをしてこそ、いざ、自分のことをするときにも、5倍、10倍のパワーで取り組めるというものです。
先ずは、他人のことをしっかりやっておけば、自分にも返ってくるものです。
これも気をつけねばならないことの一つです。世界は広いのです。勉強の世界だけでは決してありません。
出来るようになったら、なったで、もっと周りのことを考えてみなければなりません。自分に捉われていると、必ず行き詰まります。
昔から言われていることですけれども、感謝の気持ちがより発展を生むことを知っておかなければなりません。
お金で解決するのではありません。自分の努力で解決するのです。あくまでも。人のサービスというものは、自分ががんばっている上で、初めて有効活用できるのです。体を動かすこと、頭を使うこと、これは一番賢くなる近道です。
せっかく親が机を買ってあげていても、子供がそれを大事に使わなければ、まったく意味がありません。一つ一つ、自分に与えられた物に感謝をすることで、無駄なく使うことができ、学習効果も最大限の効果を期待できるようになります。皆、見ていると、物の使い方が荒いですね。
これは、父方の祖母から教わったことです。製品の背景には必ず、それを作った人がいるはずです。その人たちの苦労を想ってこそ、初めて物の価値は分かるものです。工場で働いた経験がありますか。単純労働で、来る日も来る日も同じ作業でうんざりしてくるのですよ。そんな苦労も知らないで、ポンポン物を買っては捨てを繰り返していては、とても人の上に立てるような人間にはなりません。
生きるということは、隅々の行動までを責任を持ってするということです。食べている時なんて、人間、一番気を抜いているときです。そういう時こそ、しっかり感謝の気持ちを持っていただくことで、味もひとしおうまくなるものです。
最後は努力だけではどうにもなりません。普段、いかに他人を大切にしたかどうかで、周りが力を貸してくれる度合いもだんぜん変わってきます。自分だけでなく、普段から周りの人のことも考えて行動するよう心がけましょう。